2017/06/28

メディカルハーブ:ハーブチンキを手作りで揃えよう



朝は熱々のお白湯を、すするように飲んで身体を温め、
次にハーブチンキを加えます。

お白湯のこだわり:
沸騰後、蓋を開けて10分加熱。(換気扇を回してください)
アーユルヴェーダ流で、火、水、空気が混ざり合ったお白湯を作ります。
 *蓮村 誠「白湯、毒だし健康法」参照


今日は胃が重たい感じだったので、ホーリーバジルとレモンバーム。
ついでにエキナセアも加えてみました。(だいたい小さじ1/2〜1 くらい)
全て手作りのハーブチンキです。

香りとハーブパワーが身体中に沁み渡ります。
ハーブチンキは、スポイト付きか、ドロッパー付きの小瓶に保存しておくと、
後々使いやすいです。


その日の体調に合わせて、必要なチンキを選びます。


ハーブの水溶性、脂溶性成分、両方がアルコールに溶け出しているチンキは、
ハーブティーだけでは得られない成分を摂取出来る優れもの。
お茶を入れる手間も掛からないしね。


ヨーロッパでは、自然療法の資格を持った医師が、治療薬として
ハーブチンキを使用しています。
ハーバリストの間では、とってもメジャーなんですよ。





今日は新月(6月24日の出来事)
さ、ハーブチンキ仕込もっ♪
と思ったら、なみなみあったはずのウォッカが、空っぽになっていたという……
ゔぅ、旦那さんの仕業。

はあぁ〜〜〜っ! ⤵︎

大きな大きな溜め息でやり過ごすしたのでした。

ハーブの種類によって、アルコール度数を変えるのが良いのですが、
なかなか都合のいいウォッカもないので、我家はいつも度数40度のスミノフを。
ウォッカにこだわらなくても良くて、フレーバーのないお酒を選ぶのがベスト。
アルコール度数40度以上の癖のない焼酎とかでもOKです。






気を取り直して、今日ようやくハーブチンキの仕込みが終わりました。
ウォッカ空っぽ事件の後、酒屋さんへ走りましたよ。笑

(左から、レッドクローバー、ダンデリオン、ホーソン )






今回は、初めてのものばかり。
5種のハーブチンキと1種の浸出油。

・アーティチョーク
・レッドクローバー
・ダンデリオン
・ホーソン
・ホップ

・セントジョンズワート&オリーブ油


肝臓や心臓、デトックス、精神安定などに働くハーブ達をセレクト。
自身の皮膚疾患や、夫の仕事に対するストレスケアを狙ったものです。


この夏、ビールの原料でおなじみのホップが活躍してくれそうな予感。
胃腸面や、ストレス回避、精神面の安定も期待出来るハーブ。
冷たいビールにホップを入れるという飲み方も、こないだTVで紹介されていて、
試してみようと思っているところです。


セントジョンズワート&オリーブ油の組み合わせは、
伝統的な手法で、主に外用に使用されます。
ハーバリストが「必ず常備しておきたいオイル」として紹介するので有名です。


だいたい、ハーブ1:アルコール3くらいの割合で作るのが良いようです。
我家の場合は、100mlのガラス瓶に、10〜20gのハーブ、
そして、ハーブが浸かるまでアルコールを入れる感じでしょうか。
あまり細かく計量していません。適当です。





瓶がずらり並ぶとテンション上がります♪
約2週間、愛情込めて浸出させます*
毎日1回は瓶を振って、愛を注いでください♡
出来上がったら、ハーブを漉して瓶詰め。
1〜2年は保ちます。保存が利くということ、それも嬉しい。


お湯などで割って飲んだり、化粧品やクリームなど
ハーブクラフトの基材に活用してみたり。
お風呂に入れてもいいんです。


私は主にハーブティーがわりに飲んでいます。
普通のハーブティーよりもたくさん成分が浸出しているので、薬効が高いのです。


ハーブチンキはひとつに絞らず、様々なものをブレンドして試しています。
ティーの場合もそうですが、リスクを避けるため、一つのものに偏らないように、
度々種類を変えながら、飲むのが理想的です。


私の、メディカルハーブを学ぶきっかけにもなったハーブチンキ。
フラワーエッセンスのように気軽に使えるのが魅力のひとつです。
今後も手作りして、種類を増やしていきます。





Coronet of Flowers*
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